排尿障害で手術をする前に
- 手術の前にできる治療があります
- ～ご自身の排尿状態を本当に理解していますか？～
- 手術の前にできる治療が
あります - ～ご自身の排尿状態を本当に理解していますか？～
排尿トラブルは膀胱が原因で頻尿になっていることがあり、
その割合は前立腺以上に多いとされます。
- ① 超音波検査による前立腺体積の測定
- ② 超音波検査による蓄尿時と排尿後の膀胱形態·残尿評価
- ③ 尿流量測定と残尿測定の結果
➡これらの検査で頻尿の原因がどこにあるかおおむね判断できます。（前立腺？膀胱？）
A / 過活動膀胱が原因
過活動膀胱症状メイン ＋ 軽度の前立腺肥大
- ① 過活動膀胱が頻尿の原因であるが、膀胱ゆったり薬の服用前に、先に前立腺部尿道にワックス効果のある薬を服用することで、尿の滑りが改善、尿は勢いよく気持ちよく排尿できる。
- ② その後、膀胱ゆったり薬を追加、排尿間隔が延長され、頻尿も改善。
基本的に手術なしで症状の改善が期待できる
B / 低活動膀胱（収縮力低下）が原因
低活動膀胱 ＋ 軽度から中等度の前立腺肥大
- ① 前立腺は腫大しておらず、前立腺には問題がない
- ② 膀胱収縮する力がなく、少量排尿（残尿多量）
- ③ 手術をしても膀胱機能改善乏しい（手術適応なし）
- ④ 尿道ワックス薬と膀胱収縮薬を併用
- ⑤ 残尿多ければ自己導尿併用
C / 前立腺肥大症が原因
軽度の過活動膀胱 ＋ 中等度から重症の前立腺肥大
- ① 腫大した前立腺を縮小させる薬により、狭くなった尿の通り道を広げて、尿勢を改善させる
- ② 尿の通り道にワックス効果を示す薬により尿の滑りを良くして、尿の勢いを改善させる
- ③ 症状改善しない場合には、膀胱をゆったりさせる投薬を追加し、頻尿症状を改善させる
D / 前立腺肥大、膀胱 両方が原因
重度の過活動膀胱 ＋ 中程度から重症の前立腺肥大
- ① 前立腺体積を縮小させる薬＋強力なワックス効果の薬を併用
- ② 排尿効率を改善させる。
- ③ 膀胱ゆったりさせる薬は、尿の勢いが低下するため、尿が出なくなる可能性あり。
- ④ 膀胱ゆったり薬の併用には慎重を期す。
湘南平塚クリニック
（泌尿器科、皮膚科）
の概要
- 院長
- 森 紳太郎（泌尿器科･女性泌尿器科）医学博士
- 資格等
- 泌尿器科学会認定専門医
- 泌尿器科学会認定指導医
- 泌尿器内視鏡学会認定専門医
- がん治療認定医
- 標榜科
- 泌尿器科
- 住所
- 〒254-0035
神奈川県平塚市宮の前2-6 平塚IHビル2階・3階 - 電話
- 0463-25-6478
当院はカードでの決済は行っておりません。
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泌尿器科･女性泌尿器科
（森 紳太郎Dr） |
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